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素顔のヨコハマ 03

シリーズ 素顔のヨコハマ

 <横浜らしさを訪ねて> 

 

第3回 子安運河

 

古くから江戸前魚介類の供給地として栄えた「子安浜」は明治後期より急速な工業化に伴う京浜工業地帯の埋め立てにより漁業は規模の縮小を余儀なくされましたが、現在でもアナゴ漁などが行われています。また釣り船他観光船も見受けられ、海外の浜を彷彿させる風景が広がります。

陸側を歩くと井戸や銭湯など古き良き漁業集落の名残りを感じられ、背景には首都高速や高層ビルが見える中、昭和の風景、貴重な歴史が現存しているところです。

 

浦島太郎足洗の井戸と言われている

ポンプ式防災井戸

 

惜しまれて閉店した「井川湯」

明治後期から120年近く続いた横浜で2番目に古いと言われている銭湯。

 

(参考文献:朝日新聞DIGITAL,小さな旅のしおりNHK,日本伝承大鑑)

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