シリーズ　素顔のヨコハマ

＜横浜らしさを訪ねて＞

第7回　野島

横浜市の最南端、平潟湾の入口に浮かぶ「野島」。歌川広重によって描かれた「金沢八景」の中の「野島夕照（のじまのせきしょう）」で知られています。

海抜57m の野島山を中心に、展望台、青少年研修センター、バーベキュー場、キャンプ場、野球場などの施設があり、展望台からは、目の前の東京湾から房総半島を見渡し、天気が良ければ西に大きな富士山を望めます。

他にも横浜唯一の自然の浜「乙舳海岸」や横浜市指定有形文化財である旧伊藤博文金沢別邸、縄文人らが住んでいたと言われる野島貝塚、さらには戦争遺跡、野島掩体壕(えんたいごう)など歴史を感じることのできるスポットがたくさん集まっています。
　

参考文献：旧伊藤博文金沢別邸HP，公益財団法人横浜市緑の協会，一般社団法人横浜金沢観光協会HP

本稿の記事及び写真等はすべて現地取材に基づいて作成しております。

野島展望台、向こうには八景島。山裾からビル１６階建ての高さを登ります。

乙舳海岸　

旧伊藤博文金沢別邸、明治の高級リゾート

野島貝塚、縄文時代早期後葉の遺跡

野島掩体壕、よく見ると飛行機のカタチ

神奈川の景勝５０選石碑　後ろには富士山