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いしぶみの背中 1

シリーズ いしぶみの背中

<発祥の地を訪ねて>

 

第1回 テニス発祥の地

 

1870年に、横浜居留外国人の手によってつくられた、国内初の洋式公園、山手公園は日本で初めてテニスがプレーされたテニス発祥の地であり、園内の「テニス発祥記念館」では、テニスの歴史を知ることができます。
また、ヒマラヤスギが日本で初めて植えられ、ここから全国に広まりました。
2004年3月に、国の名勝に指定、2009年2月には、近代化産業遺産に認定されました。
花見の名所で、桜の大木が広がり、春には桜色のトンネルを楽しむことができます。

 

山手公園HPより

本稿の記事及び写真はすべて現地取材に基づいて作成しております。

 

横浜・山手公園内のテニスコート(現YITC)入り口に、「日本庭球発祥之地」と彫られたローラーの記念碑がある。元デビスカップ(デ杯)選手の安部民雄の書になるこの碑は、1878(明11)年、横浜外国人居留地の人々が、自分たちのためにクラブとコートをつくった史実にちなんだもので、創設から100年後の1978(昭53)年に除幕されました。

日本テニス協会HPより

記念碑を横から見ると、クレーコートを整備するローラーの形がわかります。

実際に使用していたものなのでしょうか?さりげなく歴史を語る背中、素晴らしいデザインがなされています。

 

桜のトンネル

 

テニス発祥記念館

 

当時の絵師による浮世絵をステンドグラスにて展示

 

初期の女性のテニス着(バッスルスタイル)

 

ラケットの変遷 

 

※Racketsアラビア語で「手のひら」を意味します。

 

横浜市中区山手町230 JR石川町駅から徒歩12分。みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩15分

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