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素顔のヨコハマ 05

シリーズ 素顔のヨコハマ

 <横浜らしさを訪ねて>

 

第5回 YOKOHAMA WAR CEMETERY(英国連邦戦死者墓地)

 

保土ヶ谷の深い森の中に悲しい戦争の歴史が静かに眠っています。丁寧に刈り込まれた芝生、一つ一つの墓に添えて植えられた薔薇、手入れの行き届いた樹木が織りなす静寂な別世界には1,500基を超える墓碑と335名の遺骨を納めたYokohama shrineがあります。

この墓地は1946年につくられ、英国のセクション、オーストラリアのセクション、カナダとニュージーランドのセクション、インド軍の4つのエリアがあります。

また日本で亡くなった英連邦、アメリカ合衆国、オランダの兵士、水兵、空軍兵の遺骨がYokohama shrineに安置されています。

第二次世界大戦における捕虜の死者や戦後の英連邦占領軍としての任務中の病死・事故死者も含まれており、言葉を失います。

過去にはエリザベス2世、ダイアナ元妃、ウィリアム王子らが来訪したと記されています。

建物や調度から敷石に至るまで英国を感じさせられる「横浜の中の英国」がここにあります。

 

Yokohama shrine

 

内門を潜ると「犠牲の十字架」が見えてきます。

 

(参考文献: Yokohama War Cemetery | Cemetery Details | CWGC, Wikipedia 英連邦戦死者墓地)

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