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素顔のヨコハマ 10

シリーズ 素顔のヨコハマ

<横浜らしさを訪ねて>

 

第10回 寒中四花 真冬の三渓園

 

大寒の冷えた空気の下、よく見ると「寒中の四花」がひっそりと微笑んでいます。

寒い季節に雪の中でも花を咲かせる蝋梅(ろうばい)、水仙、梅、山茶花(さざんか)は「寒中の四花」と呼ばれています。中国の文人画家たちが画材として好み、寒中に凜として咲く花や植物を「友」にたとえた「雪中四友(せっちゅうしゆう)」の言葉に由来するそうです。横浜を代表する名園、国指定名勝の三渓園も大寒のころには静寂な時が流れています。 冬枯れの庭園が静かに次の季節の準備を進めています。

 

参考文献:Wikipedia、All About/暮らしの歳時記

本稿の記事及び写真等はすべて現地取材に基づいて作成しております。

 

 

蝋梅 ロウバイ科ロウバイ属に分類される落葉低木の一種です。花期は冬であり、甘い香りがする黄色い花を多数つけます。

晩冬(小寒から立春の前日までの間)の季語とされています。

 

清楚な日本水仙も群生すると華麗です

 

梅の開花もちらほらと

 

梅、山茶花、三重塔(1457年建立)、真冬のグラデーション

 

山茶花に砂利の小道がお似合いです

 

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