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素顔のヨコハマ 02

シリーズ 素顔のヨコハマ

 <横浜らしさを訪ねて>

 

第2回 本牧十二天あたり

八百年以上の歴史を持つ本牧神社(旧称本牧十二天社)が鎮座していた本牧岬の先端、本牧十二天。 昭和の高度成長期に埋め立てられ、現在は都市緑地としてその一部がひっそりと公開、保存されています。

   マンダリン・ブラフ

その一角、マンダリン・ブラフ(みかん色の崖)は、ペリー来航当時からの面影を残しています。

隣のブロックには、わずかに残された水域に沿って「海員生協 本牧店」(写真 上)があります。

船やミナトで働く方たちの憩いの場所です。売店のほかにメニュー豊富な食堂もありますが、パンと牛乳を買ってミナトを眺めながらの軽食は「船乗り」気分になれます。昭和の名残りが感じられる場所です。また、テレビドラマ「あぶない刑事」のロケ地としてファンの間で知られています。

  USSシーメンズクラブ

すぐお隣にはレストラン、バー、ビリヤードなどを備えた「USSシーメンズクラブ」(船員向け福祉施設)があります。中に入るとアメリカン、オールデイズの世界です。日本人が入るにはちょっと冒険気分かもしれません。

それぞれの「横浜らしさ」が寄り添った本牧十二天あたり、時代を超越した世界が広がります。

(町名は本牧十二天、本牧ふ頭をまたぎます)

 

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