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素顔のヨコハマ 06

シリーズ 素顔のヨコハマ

<横浜らしさを訪ねて>

 

第6回 大原隧道

 

大原隧道は、南区の清水ヶ丘と南太田を結ぶ歩行者・自転車用トンネルです。

関東大震災復興事業として横浜市水道局により1928年に完成しました。全長254m、高さ3.62m、幅2.44mで、西谷浄水場から蒔田・磯子方面への水道本管を併設しています。横浜市認定歴史的建造物、土木学会選奨土木遺産に選定されています。

保土ヶ谷区岩井町にある東隧道とは同時期に同用途で作られ、デザインも似ていることから、兄弟トンネルとも呼ばれています。

ミステリアスな雰囲気満点で、探偵ドラマやサスペンスドラマなど様々な作品の撮影に使用されたトンネルですが、閉所恐怖症の方は避けておいた方がよろしいかもしれません。

 

参考文献: Wikipedia 大原隧道・東隧道

 

 

トンネル内部は明るく整備されています。

 

土木学会選奨土木遺産のプレート

 

明治時代に使用されていた獅子頭共用栓。清水が滔々と湧き出ています。

 

南太田側入り口 園児さんたちにはここも楽しみな空間のようです。

 

トンネルの上は清水ヶ丘公園。「見晴らし台」のてっぺんには通称「ゆずの木」。
横浜の町を一望できる都市公園(運動公園)です。

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