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素顔のヨコハマ 09

シリーズ 素顔のヨコハマ

<横浜らしさを訪ねて>

 

第9回 横浜市中央卸売市場

 

横浜市中央卸売市場(よこはましちゅうおうおろしうりしじょう)は、みなとみらい地区に近接したベイエリアにある、横浜市が運営する公設市場です。

昭和6年2月、全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場を神奈川区に開設、その後食肉市場を鶴見区に、さらに南部市場を金沢区に開設しましたが平成22年の再編・機能強化方針により平成27年に青果部・水産物部は本場に統合されています。

また、水産仲卸棟では15年ほど前から土曜日の一般開放が始まり、令和6年の4月からは毎週土曜日朝時間の開催となり、週によりマグロの解体ショーやライブイベントなども開催され大勢の市民でにぎわっています。(※開催日などについては横浜市等の公式資料で最新の情報をご確認下さい)

広い敷地内には競りや取引が行われる卸棟、仲卸棟以外にも食堂街から理髪店まで備える関連棟、超低温冷蔵庫や発泡スチロールを再生する処理場、さらに配送センターなど一連の関連設備が整っています。

 

概要

敷地面積    115,870㎡

卸売業者    青果・水産各2社 鳥卵1社

仲卸業者    青果30社  水産62社

関連事業者   38社

その他事業者  43社

 

参考文献:横浜市HP、横浜魚市場卸協同組合HP、タウンニュース

本稿の記事及び写真等はすべて現地取材に基づいて作成しております。

 

市民でにぎわう場内

 

カラフルかつバラエティ豊かなお魚たち

 

お買い物風景

 

大迫力のマグロの解体ショー 

 

活魚水槽には大きな魚が泳いでいます

 

神輿蔵  

この御神輿は、昭和26年に横浜中央卸売市場の開設20周年と戦後の営業再開を記念して制作されたもので、横浜魚市場卸協同組合が中心となって制作されたそうです。
この御神輿には、横浜らしいデザインが施されています。巴や魚がし、龍や鯉の滝昇り、さらには十二支や魚の透かし彫り、そして伊勢海老の線彫りなど、緻密で美しい彫り物が施されています。 (横浜魚市場卸協同組合HPより)

 

市場伏見大稲荷

 

食堂街には魅力的なお店が10店舗

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